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歯裂(はれつ)

この前の日曜の夕方でした。
一人の夕食を食べていたら、強烈な力が右上前歯の一か所に
かかりました。・・砂でも噛んだか。
もともと、私は歯は丈夫な方で、小さい時からバリバリものを
噛んでいました。
少々の砂位いは噛み砕いてきました。
ところが今度はちょっと感じが違う。
歯のほうが砕けたみたい。それでもコワゴワそのあたりを
触ってみても、どうやら歯はそのまま。やれやれと思ったのですが
噛み合わせできぬほどの痛さ。
どうにも我慢が出来ぬので、行きつけの歯医者さんに
行って何がどうなったかを診てもらい、とにかくこの痛みを
治めてもらおう。
なかなか時間が合わず(こんなときにこちらも何やかやあって)、
やっと今日昼間行ってきました。
かくかくしかじか、どうにも痛さが収まりません・・・
と訴えると、私の歯を10年ほど診ていただいている、
M先生、さっとその場所を見るや、「歯が割れてますね。
しかもかなり、歯根の奥深くまでいってます。
神経にも差し障ってます、よく今日まで我慢しましたね、
とりあえず神経を取って、割れた部分を取り出して
しばらく様子をみましょう」
とテキパキとそのあたりを治療。
約30分、私は口開けたまま。
この先生は本当に腕がよくて、私も何度か口の中をナブッて
もらっているのですが、痛みを感じたことは皆無です。
今回もそうでした。
「加齢であなたの歯も強いといってもやはりもろくなってきていますから
気をつけて噛まなくちゃいけませんね。しばらく経過観察しましょう、
もう痛みは無くなるでしょう」
その通り、家に戻って2時間後には痛みは感じなくなり、気を付けながらも
夕食はまず普通に食べられましたね。
でも、こんなところにもまた加齢を実感したことでした。

  白玉の 歯にしみとおる 秋の夜の 酒は静かに 飲むべかりけり  牧水

好きな短歌が身にしみとおる九月の終わりです。


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蘇る寫眞箱

数日前のことです。
しばらく前ここに初登場のI さん(もう本名池内さん
と公表してもいいでしょう)、近所に住んでおられて、
当所の面白さを世に広めようとボランティアを
買って出て下さった人です。
この人が、一人のアーティストを案内して来られました。
大下邦弘氏・・信楽在住で今売り出し中の硝子作家(いただいた
名刺にあった肩書そのまま借用)・・ググると出てきます。
作品展の会場としてどうかという池内氏の誘いに乗って
取りあえず見に来られました。
まずは気に入ってもらえたようで、前向きに考えて下さることに
なりました。
それはそれ、気楽に歓談している中で、写真にも造詣が深く
古い写真にもとても興味を持っておられることが分かりました。
実は春挙も既に明治時代に写真に関心を持ち、自ら写真機を手に
風景写真を撮り、写実に活かしていた、初代の京都アマチュア
写真協会の会長であったことなどは、聞かされていました。
何より春挙が実際使っていたという「寫眞箱」が我が家に
残っています。
今でも結婚式の親戚集合写真のときに写真屋さんが頭から
黒い布を被って操っている少し大きめの写真機を想像ください。
10年ほど前、滋賀県近代美術館に入れて貰おうかと
納戸から引っ張り出して訳もわからずイジクっているうちに
焦点を結ぶべきガラス板をわってしまいました。
どう なぶっていいか解らぬままに文字通り「お蔵入り」
していました。
「そうや、あの写真機一回この人に見て貰おう」
こわごわ持ち出しました。
大下氏、こともなげに、割れたガラス板を傍らにやり
「ガラス板はなんとでもなります。」いわゆる蛇腹の部分あたりから
さっさと組立て始めます。
あっという間に「寫眞箱」の復元です。
その手際の良さはまさに感動モンでした。
「もう少し部品を付け加えればこの写真機を通して見た
春挙の世界が味わえますよ」あっさりおっしゃいました。
あらためて、この寫眞箱に手を入れていただき、
それから行く末を考えようと思っています。



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同窓会から観月会、そして珍客

一昨日、昨日と私には割合濃い時間がもたらされました。
一昨日・・昼間、高校同窓(クラス)会。5年ごとに行われ
今年は卒業後55年。前回の50年記念のときは、
直前家内が体調を崩し愛知にいなければならず、
欠席したので、今回は10年ぶり。
彼は、彼女は、と思いながら会場のプリンスホテルまで約20分
を歩きます。これ位いならまだ軽く歩けることを有難く思いながら。
10年前にかなりの人とはお互い年寄り顔で会っているので、
あまりとまどうこともなく、昔話や近況に花を咲かせます。
500人余りの卒業生のうち約140名出席は齢を考えれば
なかなかのものでしょう。
二次会もフロアを変えるだけなので出たかったのですが、
夜は我が家で恒例の町内の長老との観月の宴。
月齢や、角度、みなさんの都合などを考えるとこの夜しかない
ということで決めたのですが、またもや曇天。
しかしまあ、月はあってもなくてもそれなりにやれる人ばかり。
ささやかな焼肉パーティを楽しみました。
昨日・・午前中は前日の同窓会に出席の中学から同級の
N君がせっかく東京から西下するのでぜひ我が家を見たいとの
リクエストが以前からありました。
彼の旧知の女性二人と登場。
一人が「ヒロちゃん(寛昭である私は小学校時代からこう
呼ばれてました)憶えてはりますか、わたし旧姓Kです。
中学の軟式テニス部で一緒でした・・」
はて・・・かろうじて名前がS子さんだったことは覚えて
いたのでおぼつかなげに反応はできました。
もう一人はHさん。前日の同窓会で同じ会場にいたのですが、
初対面同然。
しかし彼女は庭を懐かしそうに眺めながら「私ここへ30年ほど前、
お茶会にきました。先生はK先生です。」
私もよく知っているK先生のお弟子さん・・これでいっぺんに
距離が狭まりました。
型どおり案内を始めましたが、昔話が加わって普通の倍くらい
時間がかかりましたね。
彼、彼女たちも楽しそうな顔をしてくれていたので、私も再訪を誘いながら
いい気分でお送りすることができました。
休む間もなく、二人の女性の来訪です。挨拶代りに芳名録に
署名をしてもらいます。
覗き込んでいると、住所が私のおば(父の姉)と同じ町内。
へーと思って姓を見ると何とおばと一緒。
二人は姉妹で、私もよく可愛がってもらったおばの孫さん。
この家のことはよく聞かされていたが、訪問するのは初めて。
これも距離が一挙に無くなり、父母やいとこさん(彼女の父、おじ)
の話も交え、最後は姉さんの詩吟朗詠まで聞かせてもらって
親戚交歓のひとときは過ぎました。
今回も春挙の旧邸という作品のお蔭で一味違った出会いを
楽しむことができました。
今日は招かれざる客(台風16号)が来ています。
ちょっと遠慮しながら過ぎていくようですが。





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今宵も月は出なかった

今年も名月の季節がやってきています。
しかし・・去年は9月・10月、例の井筒に月が映る
頃はすべて晴れてお月さんも顔を出し、水面で
挨拶してくれたのですが。
今年の第一回の月見の宴は月なしでした。
ツキがないとはこのことか。
一昨日も、昨日も月不在。
明日も町内会の長老を招いての月見の宴を予定して
いるのですが、予報は激しい雨と伝えます。
まあこんな年もあるかと半ばあきらめながら、
とりあえず10月を待ちましょうか。
(10月にも2度ほど予定が入っています)
月見というのは、かなり前に予定を決めた日に
運命は決していることをあらためて思いながら。

   いくたびも 無月の庭に 出でにけり    風生



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久々に映画

8月末から小刻みに続いたお客さんもひと段落。
ちょっと日程があきました。
家内が「たまには映画でもどう?」と。
ちょうどちょっと気になる映画が近くの劇場にかかっています。
「後妻業の女」。
実際事件もあって、世間の関心を呼び、しかもまさに同じような
モチーフの小説が出ていたということもあってさらに耳目を集めて
いました。
中年女性が資産家の独身老人の家に入り、なぜかその老人が
次々に亡くなっていく・・・生命保険や土地や財産がその中年女性の
ものになっていく。
私自身は独身でもなく、資産がある訳でもない(この大きな家はほとんど
我が自由にはならない)ので、わが身にかかることはまずないのですが、
齢だけは共感できます。
少しコミカル仕立てで、まあ退屈せずに観ることができましたね。
一口に言えば「こんなことが実際にあるんや」
主演の大竹しのぶ さすがにうまい。
トヨエツの「悪」ぶりもなかなか。
との感想ですな。

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秋は静かに素早く

もう十日です、毎月早い早いとつぶやきながら・・
日が短くなり、そして朝夕がめっきり涼しくなり・・
この間の本格的な雨で、少し芝生が息を吹き返しました。
来週の長雨期待しながら真面目に水を撒きましょう。
琵琶湖側では、赤とんぼが今年の命の終わりを
乱舞しています。
毎年同じ風景を見ながら、わが人生も冬に向かっています。
束の間の静かな さとの秋です。

   物音は 一個にひとつ 秋はじめ   湘子
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九月は足早に

八月を送ったと思ったら、もう今日は九月四日。
一日に眼科の定期診察に行き、かねてより医師から
示唆されていた白内障の手術を受けることになったこと
など綴ろうと思っているうちに三日が過ぎました。
今回の検査で視野狭窄が進んでいることがわかり
(自分でも少し自覚はあるのですが)、先生から背中を
押されるように12月初めの日程を決めてきました。
秋は我が家にとって一応ハイシーズン!であるので、少し
避けた形にして貰いました。
近頃の白内障の手術は比較的楽だと聞いていますし、
12月はまだまだ先だと今は割合気楽に構えていますが、
近づいて来るとどんな心境になりますか、またその辺も
ここに綴っていきましょう。
今日も秋とは思えぬ暑さのうちに過ぎていきます。

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